干支のうさぎの張り子を求めて「野沢民芸」
福島県西会津町


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野沢民芸の張り子を紹介します。
西会津町にある野沢民芸では、会津張り子の伝統を絶やすことなく作り続けています。
豊臣秀吉に仕えていた蒲生氏郷が会津の領主として国替を命じられた際、下級武士たちの糧になるようにと京都から人形師を招き、殖産復興を図ったのが会津張り子の由来と言われています。
以来400年もの間作り続けられてきた歴史は、東北最古と言われています。
野沢民芸の工場は西会津町にあり、製品は道の駅にしあいづなどで売っています。
今回、干支のうさぎの張り子を買おうと思って調べてみたら、会津若松市七日町に直営店があることが分かりました。
ただし、この店は開いている日が少ないです。
その中の1月28日(土)に行ってみました。
小さな店ですが、大きなのれんがかかっていたので、すぐ分かりました。
店内には、いろいろな張り子が並んでいます。
それぞれの張り子の説明も書いてあります。
今回のお目当ては、干支のうさぎの張り子で、ねずみ歳の張り子と同じ大きさの物を探していました。
見つけたのは、「めごい小法師」の棚です。
ちょっと大きい起き上がり小法師の形で、いろいろな動物の絵になっています。
これは、ねずみと同じシリーズです。
ちなみに、下の写真は、2020年のねずみの張り子です。
作った人が同じなのでしょうか、顔が似ています。
店内には、違う形の干支張り子もありました。
こちらが本来の干支張り子のようです。
こちらもかわいいですが、大きいと置く場所に困るので、小法師型でいいことにしました。
会津張り子と言えば、赤べこです。
野沢民芸の赤べこは、背中に4本線があって、鼻が短めが特徴です。
赤くない赤べこもいろいろあります。
会津の天神様の張り子は、野沢民芸の物です。
商店で飾っている所もあります。
この季節の物として、ひな人形がありました。
かわいい張り子のひな人形もいいですね。
野沢民芸の張り子は、オンラインショップで買えますが、直営店舗で営業しているのは、七日町の店です。
店の営業日は、1ヶ月ごとに案内があるようです。
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