ハイキング日和 裏磐梯「レンゲ沼~中瀬沼探勝路」
福島県北塩原村(裏磐梯)

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レンゲ沼探勝路と中瀬沼探勝路を紹介します。
1888年(明治21年)磐梯山頂北側、小磐梯を含む部分が水蒸気爆発によって山体崩壊を起こしました。
岩なだれが川をせき止め、数百もの湖沼がこの時に形成されました。
昭和40年代に、裏磐梯の観光開発が始まり、今は、福島県内で一番とも言える観光地になっています。
遊歩道や自然探勝路も整備されていて、手軽にハイキングが楽しめます。
今回は、レンゲ沼探勝路から中瀬沼探勝路を紹介します。
スタートは、裏磐梯サイトステーションです。
広い駐車場があり、このあたりの自然探勝路の説明を見ることができます。
サイトステーションの前から磐梯山が見えますが、スタート時点では、雲がかかっていました。
サイトステーションの前にあるのは、レンゲ沼です。
レンゲ沼を1周すると、700mぐらいです。
今回は、中瀬沼まで行きます。
レンゲ沼から中瀬沼展望台まで行って、戻ってくる周遊コースです。
1.8kmあります。
遊歩道は、連結しているので、いろいろなルートが選べます。
スタートしてすぐ、レンゲ沼が見えます。
湖面の半分ぐらいは、水草の葉でおおわれています。
レンゲ沼のまわりの探勝路は、2mぐらいの幅があり、平らで歩きやすいです。
しっかりした橋もあります。
途中から、中瀬沼に行く分かれ道があります。
歩く人が少ないのか、草がはえていますが、地図を見ながら進んでいきます。
間もなく見えてきたのは、姫沼です。
小さい沼ですが、ここも水草の葉がいっぱいです。
流れがある川が見えてきます。
この先の中瀬沼が高いので、川になって流れてくるようです。
水がきれいで、川底まで見えていましたが、魚はいませんでした。
このあたりから、道幅が広くなり、上り坂になります。
まわりの木は、けっこう太いです。
磐梯山が噴火してから120年たちますが、木が生えてきて、観光開発が始まったのが、昭和40年代なので、樹齢は50年ぐらいでしょうか。
紅葉が始まっている木もありました。
視界が開けたところに、中瀬沼展望台があります。
ここは、中瀬沼の湖面より高いので、沼の奥の方までよく見えます。
そして、その奥には磐梯山が見えます。
磐梯山の噴火の様子と、中瀬沼などの湖沼ができた過程が説明されています。
あずまやがあるので、ゆっくり休むことができます。
今は、えぐれて見えている磐梯山の上の方が、くずれて、土石がここまで流れてきたと思うと、火山のエネルギーは、すごいなと思います。
中瀬沼探勝路を進んでいくと、分かれ道があります。
案内の看板があるので、迷わず進むことができます。
レンゲ沼探勝路に戻ってきました。
このあたりは、湿地の上で木道になっています。
スタートしてから、川で水遊びをして、中瀬沼展望台で休憩して、スタート地点に戻りました。
1.8kmで、約1時間でした。
今日9月14日は、晴れていますが、暑くはなくハイキング日和でした。
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