見て・触れて・学ぶ・体験型博物館 まほろん
福島県白河市にある、福島県文化財センター○白河館「まほろん」を紹介します。
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「まほろん」は、「まほろば」と「ロマン」を重ね合わせた言葉で、「歴史へのあこがれを満たす良いところ」を意味しています。
白河市中心部から近く、広い駐車場があります。
そして、入館料が無料というのが、うれしいです。
常設展示室に入りました。
最初が、昭和の家庭の様子です。
入口から奥へ、時代をさかのぼっていくようになっています。
展示されているものは、それぞれの時代の、庶民の食住です。
昭和ブースの食事は、ちゃぶ台の上に、ハンバーグです。
江戸時代、中世、古代と進んでいきます。
政治や戦争の歴史ではなく、庶民の生活という共通のテーマがおもしろいです。
古墳時代の食事です。
飲み物(酒)があるのも、いいですね。
弥生時代の食事です。
最後は、縄文時代、竪穴式住居の中の様子や調度品も分かります。
それぞれの時代ブースに、コンピュータでの説明画面がついています。
展示品についての説明を見ることができます。
隣の部屋は、暮らしを支えた道具や食器などが展示されています。
本物と同じような材料や大きさで作られた物があり、手にとってみることもできます。
等身大の馬の模型があり、馬具の説明があります。
福島県の阿武隈山地で行われていた、たたら製鉄の展示、説明もあります。
作業の様子が、模型ジオラマで作ってあり、分かりやすいです。
重要文化財展示コーナーには、縄文土器があります。
最後には、収蔵庫をのぞけるコーナーがあります。
おもしろいつくりです。
常設展示室を出ると特別展示室があります。
この日は、白河市内の遺跡の展示が行われていましたが、撮影不可でした。
屋外にも展示施設があります。
芝生広場のまわりを歩いて進んでいきます。
竪穴式住居から始まって、
前方後円墳は、石室が見られるようになっています。
奈良時代の家の展示は、めずらしいです。
奈良時代の米倉は、正倉院と同じようなつくりです。
最後は、室町時代の館の門と塀です。
屋敷ではありませんが、実物大の展示は、めずらしいです。
縄文時代から、中世あたりまで、福島県内で発掘された文化財の収蔵・管理をしている施設ということで、ついでに、無料で展示公開しているという感じでした。
昔の庶民の生活の様子を見るという観点では、おもしろい施設だと思います。
お勧めです。
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