会津の初市 川桁は八日市

福島県会津地方では、この時期、各地で初市が行われます。
1月8日は、猪苗代町川桁で八日市が行われました。
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初市は、1月7日の磐梯町から始まり、最大規模の会津若松市では、1月10日。
その後も、1月14日まで、各地で行われます。
始まりは、室町時代の蘆名氏(あしな)の時代といわれ、400年以上の歴史があります。
蒲生氏が会津に入った文禄4年(1595年)には、市を奨励し、制度化します。
若松城下では、市を立てる場所を6か所とし、日にちを決めて、六斎市と呼びました。
若松以外の周辺の町でも古くから市が立っていて、猪苗代もその一つでした。
これらの市を取りまとめていたのは、商人司(しょうにんつかさ)である簗田氏(やなだ)でした。

猪苗代の初市は、1月13日です。
猪苗代の隣町の川桁(かわげた)では、1月8日に初市が行われるという新聞折り込みチラシが12月に入りました。
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昔は、8の付く日に市が立っていたのかもしれませんが、今は、1月8日の初市が年に1回の市のようです。
出店などがたくさんあって、にぎわっているのかと期待して行ってみました。
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防災センターの前には、テントが2張り。
10人ぐらいの年配のお客さんが、並んでいました。
まず、縁起物を売っているテント。
起き上がり小坊師と、風車と、だるまが、3種の縁起物です。
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すてきな風車1000円を買いました。

別のテントでは、チラシに参加券が付いている、くじ引きと、ゲーム(輪投げ)をやっていました。
くじ引きは、箱の中のゴルフボールを取ると、1~3の数字が書いてあり、その数のボックスティッシュがもらえます。
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輪投げは、5本投げて、入ったお菓子がもらえます。
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3個ゲット。
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多くの屋台は、出ていなくて、地元の人が作る焼きそばが400円で売っていました。
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主催者も、お客さんも少ない、地味な初市でしたが、昔からの伝統を守っているなあと感じました。
会津若松の大規模初市(十日市)にも、行く予定です。

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