ほんのり甘い「会津中将 フクノハナ」
福島県会津若松市の、「会津中将 特別純米 フクノハナ」を紹介します。
蔵元:鶴乃江酒造(会津若松市)
会津中将 特別純米 フクノハナ
麹米:会津産米(フクノハナ100%)
掛米:会津産米(フクノハナ100%)
精米歩合:60%
アルコール度数:16%
日本酒度:+3
酸度:1.6
購入先:會津酒楽館(会津若松市)
販売価格:720ml エールセット2022(6本で11000円)
単品では1430円
感想:米の香り。
まろやかな口あたり。
ほんのり甘い。
すっきりしていて飲みやすい。
トマト味など洋食にも合う。
この純米吟醸酒は、会津若松市の會津酒楽館(渡辺宗太商店)のオリジナル企画「エールセット2022」の1本です。
鶴乃江酒造 向井ゆりさんは、今回の仕込みでフクノハナを蒸し、ひねり餅にして食べたところ、なつかしい味がしたとおっしゃっていました。
鶴乃江酒造では、ゆりさんが子供の頃までは、フクノハナを使っていたようですが、いつからか五百万石に変わったようです。
数十年ぶりに仕込んだフクノハナは、やや溶けやすい傾向だったと言うことです。
やや甘みと酸味を多く出しながらも、全体のボリュームは軽めの仕上がりになりました。
昔の品種ながら、味わいは、モダン路線というおもしろい結果になりました。
末廣酒造の純米酒フクノハナと共通なのは、甘さです。
これがフクノハナらしさ、なのでしょう。
この米は、吟醸酒にするよりは、純米酒がいいかもしれません。
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