芳醇な香り「京の華 幻の米」

福島県会津若松市の、「純米大吟醸 京の華 幻の米」を紹介します。

蔵元:辰泉酒造(会津若松市)
純米大吟醸 京の華 幻の米 
麹米:会津産米(京の華1号100%)
掛米:会津産米(京の華1号100%)
精米歩合:50%
アルコール度数:16%
日本酒度:±0
酸度:1.5
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購入先:リステル猪苗代売店(猪苗代町)
販売価格:720ml 初売り福袋(3本で5000円)
単品では3520円
感想:フルーツと米の芳醇な香り。
雑味がなくすっきりしたのどごし。
甘くまろやかで、コクがある。
魚料理、刺身に合う。

「京の華」は高名な育種家である工藤吉郎兵衛翁が開発した酒米(酒造好適米)です。
「酒の華」と「新山田穂」の交配により大正時代末(1920年代)に山形県庄内地方で生まれました。福島県会津地方でも会津の土地に合った酒造米として広く育成され、会津の清酒が飛躍的に成長した原動力を担いました。
「先輩たちが造り、育てた会津の米と酒を復活させ、この地に残していきたい」と辰泉 酒造の前社長(現会長)の新城新次は昭和55年(1980年)、福島県農業試験場にわずか に保存されていた「京の華1号」の種籾(たねもみ)を探し当て、栽培を開始しました。
ついに、4年後の昭和59年(1984年)、わずか200グラム だった種籾が、酒が造れるほどの収穫量にまで達したのでした。
幻の米「京の華1号」が30年 以上ぶりに復活したのです。
そして、昭和60年(1985年)、「純米大吟醸 京の華」誕生したのでした。

1995年には、コミック「美味しんぼ」54巻(日本酒の実力)で紹介されています。
平成19年と令和3年には、「大吟醸 京の華」が全国新酒鑑評会にて金賞を受賞しました。

こんなすごい米の酒だとは知りませんでした。
福袋に純米大吟醸が入っていて、ラッキーと思って買ったのですが、安く飲むことができてよかったです。
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