山道を登って本社へ「大山祇神社」
福島県西会津町

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大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)を紹介します。
大山祇神社は、福島県の西の端、新潟県境に近い西会津町にあります。
JR磐越西線野沢駅がある野沢の集落は、旧越後街道の宿場町です。
現在は磐越自動車道西会津ICもあって、便利な場所になっていますが、昔は、山奥の神様だったようです。
野沢から5kmほど上った大久保地区までは、2車線の県道で、バスも走っています。
ここにあるのが、遙拝殿です。
普通の神社の拝殿です。
ここでご祈祷もやっています。
大山祇神社の出先機関と言うところでしょうか。
ここまでなら、車で行けるので、簡単に参拝できます。
隣の社務所で御朱印もいただきました。
「大山祇神社」と書いてありますが、本社のものとは、印が違います。
大久保地区は、本社への入口ということで、旅館、食堂、おみやげやなどがあって、にぎわっています。
昔は、野坂から歩いてきて、ここに宿泊し、本社を目指したようです。
現在は、車で来て日帰りの参拝者が多いので、やめてしまった旅館が多いと言うことでした。
ここから本社までは、4kmの道を歩いて行くことになります。
トレッキングツアーに参加した記事は、後日アップします。
本社の前の階段です。
大山祇神社の本社です。
かつては、「宇陀帰宮大山祇神社」(うだきのみやおおやまづみじんじゃ)と呼ばれました。
この建物は、明治31年に改築されたものです。
宝亀元年(778年)の創建と伝えられ、一生に一度の願いは三年続けてお参りすれば、なじょな願いも聞きなさる、「野沢の山の神様」として厚い信仰が寄せられてきました。
御祭神は水の神、大山祇命。
長寿の守護神、岩長比売命。
良縁・安産の神、木花咲耶姫命の親娘三神を祀っています。
ここにも社務所があり、御朱印をいただきました。
「本社」の朱印があります。
本社のまわり、参道には、杉の古木があります。
天にそびえる杉には「霊魂」が降臨すると言うことです。
400年前に整備されたようですが、もっと古い木もありそうでした。
以前から行ってみたいと思っていた大山祇神社の本社、天気がいい日に行くことができてよかったです。
三年続けてお参りすれば・・・、と言うことですが、これは現代の営業で、昔は一度のお参りで願いが聞いてもらえると伝わっていたようです。
願いは叶うでしょうか。
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