会津戦争① 飯盛山の白虎隊記念館には資料がいっぱい
2018年は、1968年(明治元年)から150周年です。
1968年は、戊辰の年で会津若松市を中心に、戊辰150周年記念事業が行われています。
戊辰戦争は、会津戦争とも言われ、約3ヶ月で会津藩が新政府軍から攻め滅ぼされる戦いです。
白虎隊自刃(じじん)の悲劇も戊辰戦争の最中に起こりました。
戊辰戦争を中心に、会津の歴史をたどってみます。
まず、飯盛山に行きました。
会津若松から猪苗代湖に向かう白河街道の始まりが、飯盛山です。
そこに現存するのが、御本陣です。
①国指定重要文化財「滝沢本陣横山家住宅」
1596年に建てられた住宅で、江戸時代には、会津藩が参勤交代などで白河方面に行くときに、最初の休憩場所として使っていました。
街道に面して、りっぱな門があります。
上段の間は、藩主が座るように、りっぱな造りになっています。
門の内側、上段の間から見える庭がきれいです。
広い土間には、昔の道具や資料が展示してあります。
この本陣も、戊辰戦争に巻き込まれます。
新政府軍が、会津藩領の猪苗代に攻め込んできたとき、会津若松で待機していた白虎隊が、この本陣から家族に見送られ、出撃していきました。
しかし、翌日には、白虎隊は飯盛山まで戻ってきて、自刃することになります。
その後、新政府軍が白河街道を進軍してきて、この本陣にも攻め入ります。
その時の鉄砲の弾痕が数カ所あります。
庭から入ってきて、斬りかかったと思われる刀傷が数カ所あり、柱がえぐれています。
滝沢本陣のWikipediaのサイトは、こちら
②白虎隊記念館
飯盛山に上る道の途中にあります。
1956年に故早川喜代次さんが造った資料館です。
展示資料は、かなり多いです。
写真撮影が不可なので、ちらしを紹介します。
150年前の資料や、65年前に集めた資料がたくさんあって、生々しい感じがしました。
戊辰戦争のことを学ぶには、いい資料館です。
③白虎隊伝承史学館
飯盛山の登り口にあります。
白虎隊記念館には、ない資料を集めて展示しているような所です。
ここも、撮影不可なので、ちらしを紹介します。
白虎隊記念館と両方見るといいです。
まとめ
戊辰戦争の様子を後世に伝えたいという強い思いを感じました。
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