上品な甘さとコク「末廣 特別純米 フクノハナ」

福島県会津若松市の、「末廣 特別純米 フクノハナ」を紹介します。

蔵元:末廣酒造(会津若松市)
末廣 特別純米 フクノハナ 一回火入れ 
麹米:会津産米(フクノハナ100%)
掛米:会津産米(フクノハナ100%)
酵母:TM-1
精米歩合:60%
アルコール度数:14%
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購入先:會津酒楽館(会津若松市)
販売価格:720ml エールセット2022(6本で11000円)
単品では1430円
感想:ほんのりフルーティーな香り。
甘い口当たりでのどごしすっきり。
上品な甘さでべたつかない、コクがある。
どんな料理にも合う。

この純米吟醸酒は、会津若松市の會津酒楽館(渡辺宗太商店)のオリジナル企画「エールセット2022」の1本です。
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福ノ花(フクノハナ)は、昭和34年に東北農業試験場で開発された酒米です。
会津の福島県醸造試験場では、昭和40年に試験醸造が行われ、登録品種となりました。
末廣酒造、鶴乃江酒造などの蔵で使用されましたが、機械造りには向かないという理由で、福島県では、五百万石へと移行していきました。
平成19年、この酒米の事が忘れられなかった末廣酒造の杜氏佐藤寿一さんは、種もみを譲り受け金山町での栽培を復活、「金山町の特産酒(てまえ酒)」として醸造が始まりました。
今現在、この米が栽培されているのは、兵庫県の一部と金山町のみとなっています。

末廣酒造では、今回の頒布会にあたり、金山町の「てまえ酒」とは別タンクで、嘉永蔵の仕込み水を使いました。
昔の米の品種でありながら、味わいはモダンな仕上がりとなっています。

甘さが、ほかの米とは違うなと感じました。
たまには、こういう酒もいいですね。
この酒は、會津酒楽館では、単品でも売っています。
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