山岳信仰・修験の霊地「大山トレッキング」
2023年6月1日
福島県西会津町「大山トレッキング」に参加しました。
大山トレッキングは、西会津町大久保から大山祇神社本社までの片道4kmの参道を往復するトレッキングです。
6月1日から30日までの「大山まつり」のイベントの1つとして企画され募集していました。
このコースは、車で乗り入れができないので、歩いて行ってみたいと思っていた所です。
新聞広告を見て、電話で申し込みをしました。
集合場所は、大久保地区の「いにしえかふぇ宇陀帰」です。
参加費2000円を払って、9:30まで待つように言われたので、その間にか遙拝殿を参拝しました。
9:30に、大山まつりの開会式が始まりました。
町長の挨拶、太鼓の演奏などがありました。
おふるまいで、地元名物の大山まんじゅうをいただきました。
こしあんのまんじゅうでおいしかったです。
10:00 スタート前に案内板で、コースの説明です。
西会津町のガイドの人が案内人です。
本社までは、片道4km、標高差370mの参道を歩きます。
中野川沿いに登っていく旧参道は、険しい道で、現在は上の方だけ通行可能になっています。
下の方3kmぐらいは、車が通れる幅の道路になっています。
10:10 スタート
ここから一般車両進入禁止です。
大山まつりの期間中は、のぼりが立っています。
初めは、緩い上りです。
この幅の道路が、新参道として、上まで続いています。
この道路は、昭和50年代に、ケヤキの大木を切り出すために造った道路で、その後、参道として整備したと言うことです。
スタートから1km、旧参道にある不動滝に下りていく所です。
10:30 不動滝着。
不動明王が祀ってあるお堂です。
不動滝は、落差10mぐらいでしょうか、昔よりは水量が減っていると言うことです。
ここから旧道を上って、新道に出ます。
新道を800mぐらい歩きます。
11:10 弥作滝着
新道沿いにお堂があり、滝の下まで下りていきます。
妻を山崩れで失った樵の弥作が悲嘆のあまり身を投じたという滝です。
これも落差10mで、川の本流が滝になっているようです。
このあたりの新道は、ゆるい上りです。
道の途中に道祖神がありました。
昭和の時代に造ったのでしょうか、休憩するのにちょうどいい所にあって、気分がほっこりします。
11:40 弥作の滝から1km、杉並木入口着
ここから本社までの1kmは、杉並木の旧参道を歩くことができます。
旧参道に進んでいきます。
途中で、旧参道を川の方に下りていきました。
険しい旧参道を体験しました。
旧参道の途中にある石段です。
202段は、けっこうたいへん。
下を見て黙々と上るみなさん。
ここで無我の境地に入れると言うことでした。
12:20 本社着
スタートから2時間、本社前に着きました。
きつい上りがありましたが、ペースがゆっくりなのと、説明する時間があったので、あまり疲れないで歩くことができました。
トレッキングのグループは、自分たちだけでしたが、個人、グループで歩いている人たちがけっこうたくさんいました。
本社を参拝して、御朱印をもらいました。
12:45 岩根館で昼食
本社の近くにある岩根館、寒ざらしそばを提供していますが、土日曜日営業で要予約です。
ほかのお客さんがいるところに、我々の団体20名ほどが入ったので、そばができるまで時間がかかりました。
ちょっと太めのそばで、コシがあって、粘り、甘味があっておいしいです。
アスパラの天ぷらも揚げたてでおいしいです。
そばを食べ終わったところで、トレッキングツアーは、解散です。
13:40 下山スタート
各自で下山、ずっと新参道を下っていきました。
14:15 ゴール
帰りは、マイペース休み無しだったので、早かったです。
個人でも歩いて上れるコースですが、ガイドさんに説明してもらってよかったです。
新参道を上っていくと、1時間ぐらいで行けそうです。
さらに険しい道で奥ノ院があるということですが、要ガイドだそうです。
紅葉シーズンもいいかもしれません。
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