大塩地区の史跡を散策する「会津米沢街道歴史ウォーク」
2019年6月15日

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福島県北塩原村大塩の「第12回会津米沢街道歴史ウォーク」に参加しました。
喜多柴原村大塩、北塩原村活性化センターが、受け付け、スタートです。
Cコース約5km、定員60名です。5グループに分かれ、70名ぐらいの参加でした。
事前申し込みで、参加料は、当日払い1000円です。
8:20から屋内(ホール)で、開会式でした。
小雨が降る天気でしたが、参加者は多かったです。
約15kmのAコースからスタートです。
大塩地区散策コースのCコースは、1グループ15名です。
9:15 2班は、2番目にスタートです。
歩くペースは、ゆっくりなので、傘をさして歩きます。
スタートして間もなく、道路沿いに家が並んでいます。
一部古い家がありますが、新しい家が多いのは、昭和42年に大火があり、その後建てた家が多いからだそうです。
大火の前は、江戸時代からの家が多く、すぐ後ろを流れる川から温泉水を家の中に引き、各家で製塩をしていたと言うことです。
大火によって、製塩の道具などが焼失し、製塩がすたれたと言うことです。
家並みを進んでいくと、橋があり、その先に神社の鳥居があります。
温泉神社です。
ここは、旧会津米沢街道の分岐点だったところです。
道路改修で移設された道標があり、ここを訪れた「NHKブラタモリ」の写真があります。
神社の急な階段をゆっくり上ります。
急傾斜できつかったです。
神社の境内は、広くて平らです。
温泉神社は、大塩温泉の守り神です。
神社から、緩やかな道を下り、国道に戻ると、史蹟「大塩の塩井」があります。
西暦812年に塩湯が沸き出したという言い伝えがあります。
平成6年に塩井を移転しました。
今は、コンクリート製の井戸になっています。
国道を上っていくと、大塩虚空蔵公園があります。
虚空蔵堂を目指して、林の中を上っていきます。
木が太いのは、この林が古い時代から変わっていないと思われます。
10分ぐらい上ると、虚空蔵堂が見えてきます。
このお堂は、ふだんは、閉まっていますが、この日は、特別に開けていただきました。
中には、大塩虚空蔵菩薩があります。
かつては、黄金に輝いていたということですが、今は、渋い色になっています。
いつの時代に造られたかは不明です。
虚空蔵堂の向かい側には、岩山、奇岩があります。
もとは、この岩の中に本尊があったようです。
20~30mぐらいの高さがある岩で、まわりの山とは、地質が違うようです。
火山の影響でしょうか、興味があるところです。
虚空蔵堂を下りたところが、折り返し休憩所です。
地元大塩新田地区の人たちのおもてなしです。
するめのだしがきいている、玉こんにゃくは、温かくておいしいです。
山塩で漬けたキュウリの1本漬け、やさしい塩味です。
この日限定の、「山塩あわまんじゅう」は、絶品です。
ゴール地点まで、国道を下っていきます。
途中で、長泉寺に寄ります。
この中に、大塩平左衛門の墓石があるそうですが、どれかは分からないと言うことです。
大塩平左衛門は、ここから近い雄国沼から、水を引くためにトンネルを掘った人ですが、いろいろ問題があり、長泉寺にひっそり眠っているということです。
11:30 雨で濡れることは、ほとんどなく、無事ゴールしました。
お楽しみ抽選会は、3分の1の確率のところ、
14等
福島民報の大判トートバッグが当たりました。
無料おふるまいは、
具が大きくておいしい豚汁です。
山塩おにぎりは、200円。
この日限定販売の山塩あわまんじゅうは、10個入り1080円です。
山塩ようかんも買いました。
最後に、会場の外のテントで、手打ちゆでたてそば、500円。
もちもちしていて、こしがありおいしいそばです。
つゆは、ダイコンとマス?の煮込みです。
ほかでは食べられない、おいしい組み合わせです。
まとめ
旧街道の大塩宿は、古い歴史があり、興味深く見学しました。
山塩の製塩工場に行かなかったのは、ちょっと残念。
旧街道折り返しの長距離コースにも興味があります。
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