野口英世の恩師「小林栄」ふるさと記念館 開館しました
福島県猪苗代町、小林栄(こばやしさかえ)ふるさと記念館を紹介します。

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小林 栄(こばやし さかえ)は、幕末1860年に、猪苗代城下の武士の息子として生まれました。
1940年(昭和15年)に亡くなるまで、猪苗代の教育に携わった人です。
猪苗代小学校の教員時代に、猪苗代出身の野口英世と出会い、英世の恩師として研究を支援していきます。
小林栄の功績は、これまで、あまり紹介されていませんでした。
平成30年にからの小林栄顕彰会の活動により、ふるさと記念館を開館することになりました。
平成31年7月20日、小林栄の生家に、ふるさと記念館が開館しました。
2階建ての蔵と、母屋の一部を改築して、公開しています。
入館料は、無料です。
開館日は、10月中旬までの毎週日曜日です。
10:00~16:00で、受け付け案内の方がいます。
駐車場は、近くの亀ヶ城駐車場が使えます。
パンフレットを見ると、小林栄の功績がだいたい分かります。
戊辰戦争からの復興には、教育がいちばんという信念で、猪苗代で学校の先生になります。
野口英世と出会い、その才能の素晴らしさを見いだし、支援します。
猪苗代日新館を創り、地域の青年の教育に当たります。
野口英世の功績を知らせるため、野口英世記念館をつくります。
小林栄の功績と、野口英世にかかわる資料が、蔵の1階、2階、そして、母屋に展示してあります。
蔵の1階には、
小林栄の年譜や、野口英世の書などがあります。
蔵の2階には、
小林栄が使っていた物や、写真などが展示されています。
小林栄が教員時代に使った資料や、野口英世からの手紙などがあります。
この蔵は、明治41年に建てられたようです。
小林栄の肖像画は、野口英世がかいたものです。
野口英世から小林栄に宛てた手紙です。
猪苗代日新館は、私塾で、学校の校舎や寺を間借りしていたようです。
猪苗代の青年たちに学問を与えました。
地方村是の歌の作成は、地方産業の振興を目指して全国的に行われたもので、猪苗代地方の歌は、小林栄が作りました。
母屋は、古い建物の土台を上げ、まわりを改築しました。
2部屋が公開されています。
戸棚や、座卓などがあります。
由緒ある家具が保存されていたようです。
近衛文麿の書があります。
野口英世像があります。
野口英世の位牌です。
野口英世の研究成果を後世に伝えるため、野口英世記念館をつくりました。
猪苗代の教育と、野口英世に大きくかかわった小林栄。
貴重な資料が公開されている、ふるさと記念館に行ってみませんか。
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