紅葉が始まっています 浄土平から鎌沼自然探勝路
福島県福島市、浄土平から、鎌沼自然探勝路付近の紅葉の様子を紹介します。

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2019年10月2日、福島県の磐梯吾妻スカイラインの途中、浄土平に車を駐め、鎌沼までの自然探勝路を歩きました。
雲がほとんどない晴天で、気温は、20度ぐらい。
絶好のハイキング(登山)日和でした。
浄土平駐車場は、有料で、普通車500円です。
噴火警戒レベル1になっているため、レストハウスは、営業中止。
大穴火口近くの登山道は、一部通行止めです。
ビジターセンターの展示と説明を見ると、浄土平周辺の様子が分かりやすいです。
鎌沼散策コースは、約5kmの周遊コースになっていますが、一部通行止めのため、片道約3kmの折り返しコースになります。
標高差は、約150mなので、往路は、上りが続きます。
上空からの写真を見ると、鎌のような形に見えます。
これが、鎌沼の名前の由来です。
鎌沼は、カルデラ湖ではなく、低地、湿地に水がたまった所で、水深6mぐらいです。
10:15 ビジターセンターの前から、木道に入ります。
浄土平湿原の散策コースと共通の木道です。
前に見える紅葉している山が、蓬萊山1802mです。
左の奥の山が、東吾妻山で、鎌沼は、蓬萊山の陰にあります。
木道が終わると、緩やかな登山道になります。
クマザサの緑に、紅葉が映え、その向こうに木がない一切経山が見えます。
振り返ると、浄土平の駐車場、吾妻小富士がきれいに見えます。
足下には、エゾオヤマリンドウが、たくさんありますが、先週の冷え込みで、枯れている物も多かったです。
10:45 上りがきつい区間に入ります。
木製の階段だったり、石がごろごろだったり。
紅葉は、進んでいます。
赤い葉は、枯れている物がありますが、黄色は、きれいです。
11:10 姥ヶ原の分かれ道に着きました。
スタートから55分。
登山道は、なくなって、大きな石がごろごろしています。
石の上を飛びながら、鎌沼の方へ歩いて行きます。
上りは、ここまでで、この辺りは、平地。
鎌沼の方が、低くなっています。
鎌沼を右側に見ながら、岸の近くを歩いて行きます。
鎌沼の奥に見えるのが、前大嶺1911mです。
鎌沼の周りは、常緑樹が多く、紅葉する木は、少ないです。
その落葉樹が、すっかり紅葉しているので、もう見頃と言っていいでしょう。
11:30 鎌沼の北側に到着。
この先は、通行止めなので、ここで休憩して折り返しです。
12:00 復路のスタートです。
鎌沼の岸を離れ、上って行くと、沼全体が見えます。
姥ヶ原で、ホシガラスを発見。
灰色に白い斑点がある、黒くないカラスです。
この辺りは、木道になっていて歩きやすいです。
12:20 東吾妻山方面と分かれる十字路。
東吾妻山1974mは、近く見えます。
山頂まで林の中を上っていくので、鎌沼の方は、あまりよく見えないということです。
山頂からは、南側の安達太良山や磐梯山が、よく見えると言うことです。
ここから、石ごろごろの姥ヶ原分かれ道を通り、往路と同じ道を下っていきました。
13:20 浄土平に到着。
往路 1時間15分、復路 1時間20分の行程でした。
途中は、幅が狭く傾斜がきつい所もある登山道なので、スニーカーでは、厳しいです。
トレッキングシューズをお勧めします。
福島市内よりは、5~10度気温が低いので、寒さ対策も万全に。
レストハウスは、仮営業中です。
おいしいおこわを売っていますが、数に限りがあります。
紅葉は、鎌沼から上が見頃です。
浄土平から下のスカイラインは、あと1~2週間で見頃になりそうです。
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