安積疎水の歴史を探訪「一本の水路みちウォーク」
2019年9月29日

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福島県郡山市熱海町の「一本の水路みちウォーク」に参加しました。
一本の水路みちウォークは、今年初めてのウォーキングで、第1回です。
日本遺産に認定された安積疎水「一本の水路」に沿った道をたどり、残された文化遺産、安積開拓の歴史を探訪するウォーキングです。
猪苗代湖から取水し、中山峠まで歩く8kmコースと、磐梯熱海温泉の町中を歩く5kmコースがあります。
今回は、最初なので、距離が短い5kmコースにしました。
コースの説明図は、手書きです。
受け付けで、参加費700円を払って、開会式です。
かさ、カッパが必要なくらいの雨ですが、決行です。
開会式の会場は、ほっとあたみサッカー場のピッチ内ですが、人工芝なので、雨でも大丈夫。
9:00 予定通りスタートです。
約150人ということで、追い越しなし、先導者と一緒に、進みます。
JR磐梯熱海駅の前を通り、熱海ゆけむり緑地公園の中を進みます。
雨は上がりました。
最初の目的地は、安積疎水神社です。
猪苗代湖の水を郡山に引くという、安積疎水の工事が始まったのは、明治12年(1869年)です。
工事の無事を祈願して造られたのが安積疎水神社です。
工事が完了した昭和10年(1935年)には、大久保利通、伊藤博文らが、合祀されました。
9:20 大嶺不動滝に到着です。
林に囲まれた薄暗い川に、滝が流れ落ちています。
9:30 丸守発電所到着です。
丸守発電所は、安積疎水に建設された3つの水力発電所のうち、最下流にある発電所です。
安積疎水の上流で取水し、地中の導水管を通ってから、落差をつけて、タービンを回し、発電します。
ここで発電した電力で、郡山の紡績工場などを稼働させました。
五百川の上流に向かって歩いて行き、橋を渡ります。
紅葉は、まだですが、紅葉したらきれいになりそうです。
10:10 玉川堰到着です。
五百川の水を分けて、玉川用水に取り込んでいるのが、玉川堰です。
水門で、水量を調節します。
10:20 源泉神社で休憩です。
冷たい麦茶、水、甘いお菓子のサービスがありました。
石段の上には、神社がありますが、行きませんでした。
ここから、蓬山遊歩道に入っていきます。
遊歩道の途中から、ケヤキの森になっています。
最初は、普通の雑木林かと思っていました。
途中から、階段、上り坂です。
杉林かなと思っていたら、ケヤキの巨木が。
樹齢300年以上のケヤキが、何本もあって、壮観です。
ケヤキの森と言って誇れる景色です。
野鳥の説明板もあるので、ケヤキや鳥を見ながら、ゆっくり散策するのもいいかと思います。
11:00 ほっとあたみにゴール。
体育館が、昼食、休憩の部屋になっています。
参加記念品は、観光物産館のお買物券、ユラックス熱海入浴割引券、とん汁、キーホルダーです。
キーホルダーの顔は、大久保利通、安積疎水を引いた英雄です。
とん汁には、ジャガイモと、サトイモ、そして、ちくわが入っていました。
郡山流でしょうか。
まとめ
安積疎水の関連施設は、8kmコースの方が、いろいろあったようです。そちらを見るなら、8kmコースがいいでしょう。
ケヤキの森は、上り、下りが、予想以上にきつかったです。
説明する人が複数いたので、待ち時間がなくてよかった。
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