本物を再現「会津武家屋敷」
会津若松市にある「会津武家屋敷」に行ってきました。

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ホームページで詳しく紹介されていますが、見た感想を紹介します。
「会津武家屋敷」は、会津若松市の東山温泉の入口にあって、広い駐車場から、一段高いところにあります。
昭和50年に、鶴ヶ城の近くにあった家老屋敷を、この地に復元したのが始まりです。
ということで、秋田県角館の武家屋敷のように、江戸時代からあった屋敷を公開しているのではなく、昭和の時代に新たにつくった武家屋敷を公開している所です。
一般料金850円ですが、観光パンフレットやクーポン券などで割引があります。
中心になる屋敷は、会津藩代々の家老西郷家の屋敷です。
西郷家は、ほかの武家屋敷と同様、戊辰戦争(会津戦争)で焼き払われましたが、建築時の図面が残っていたため、復元することができました。
西郷家の西郷頼母(さいごうたのも)は、会津戦争の時の家老で、藩主松平容保(まつだいらかたもり)に京都守護職を辞退するように進言した人です。
その屋敷は、かなりの広さでした。
当時と同じような材料を使い、全38部屋の屋敷を忠実に再現しています。
門を入ると、広い玄関にびっくりです。
玄関には、西郷頼母の奥様が迎えに出ています。
順路が示されていて、屋敷の外から、各部屋を見るようになっています。
冬になると、部屋の中に入れるようになるようです。
藩主を迎える部屋があり、その様子が、人形で再現されています。
畳敷きの廊下は、その格式の高さが分かります。
それぞれの部屋に、「音声ガイド」が付いています。
QRコードが掲示されていて、自分のスマホでアクセスして、説明の音声を聞くことができます。
これは、おすすめです。
武具などの調度品も展示されています。
外から見ると、屋敷の大きさがよく分かります。
部屋は、用途によって、いろいろな広さ、間取りがあります。
広い土間の台所もあります。
梁や柱の太さにびっくり。
西郷家の屋敷と別に、蔵のつくりで、「会津歴史資料館」があります。
会津戦争の資料が展示されていて、分かりやすい説明でした。
本や資料、おみやげ品も売っています。
第二資料館には、屋外で使う物が展示されています。
会津戦争の資料もあります。
「会津武家屋敷」の半分ぐらいが、西郷家の屋敷で、あとの半分には、ほかの建物があります。
「旧中畑陣屋」は、矢吹町にあった旗本の陣屋を移築した物です。
家老屋敷とは違うつくりということが分かります。
手作り体験館や、会津くらしの歴史館などもあります。
売店や弓道体験場もあります。
最後は、レストラン「九曜亭」と、売店「古今」に入るような順路になっているのは、観光施設おきまりのコースです。
しかし、売店「古今」は、あなどれません。
会津の物産、おみやげ品の種類、品数は、会津若松市内では、ここが一番多いと思います。
小さな店を巡るのも楽しいですが、一店でいろいろ買うなら、ここ「古今」がおすすめです。
会津物産館のような存在です。
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