さわやかな酸味と甘味 太郎庵「柿ゼリー」

会津のお菓子屋さん「太郎庵」の、柿ゼリーを紹介します。
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福島県会津地方のお菓子屋さんと言えば、「太郎庵」です。
和菓子、洋菓子、おいしいお菓子がいろいろあります。
暑い季節、冷やしておいしい柿ゼリーを紹介します。

くだもののゼリーは、いろいろありますが、柿ゼリーは、珍しいです。
太郎庵の柿ゼリーの材料になっているのは、「会津身知らず」です。
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会津身知らずは、会津盆地で栽培されている渋柿です。
10月に収穫されて、アルコールで渋抜きして食べます。
「身知らず」の名前の由来は、諸説ありますが、大きな実になり、甘くておいしい柿です。

アルコールで渋抜きした柿は、生で食べるのが一般的です。
日持ちがよくないので、おいしく食べられる期間は、短いです。
そこで、ドライフルーツ、ゼリー、ジャムなどの加工品が開発されました。
太郎庵では、ゼリーにして、一年中販売しています。
冷やしたゼリーは、暑い日に食べるとおいしいです。
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冷蔵庫で冷やしておいて、暑い日に食べてみました。

きちんとした箱に入っています。
箱の中には、スプーンが入っています。
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箱の中の包み紙は、柿の実色です。
一足先に、秋の気分です。
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箱の一面には、身知らず柿の説明が書いてあります。
あまりの美味しさに我が身を考えずに食べ過ぎてしまうという、一説が。

この柿ゼリーは、果肉をうらごしして作ってあるので、ようかんのようななめらかさです。
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さわやかな酸味と、さっぱりとした甘味のゼリーです。
柿の風味を残しつつ、マンゴーとオレンジの香りと味が混ざり合い、ミックスフルーツと言った味わいです。
秋の柿の季節ではなく、暑い夏にこそ、食べたくなる味です。
濃い味ですが、すっきりしています。

この柿ゼリーは、福島の特産品として開発され、平成22年度優良ふるさと食品中央コンクールにおいて農林水産省総合食料局長賞を受賞しました。
また、同年11月19日に開催された第10回ふくしま特産品コンクールにおいてふくしま特選品大賞福島県知事賞を受賞しました。

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