コロナの冬、初市もなくなった 猪苗代町

福島県会津地方では、この時季、各地で初市が行われます。
しかし、コロナ禍の今年は、初市が中止になった所が多かったです。
そんな中、猪苗代町では、1月10日、縁起物の販売のみ行うという案内があったので、行ってみました。
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場所は、旧役場跡地の広場です。
広い駐車場をそのまま利用し、シルバー人材センターの前に一つだけテントがありました。
例年だと、十三日市と言うことで、商店街の通りに、所狭しと露店が並び、1年間で最大の人出があるようなお祭り(イベント)でした。

今年は、どうなるのだろう、縁起物は買えるのだろうか、と心配していたら、猪苗代町からの広報がありました。
1月13日の十三日市は、中止して、10日に縁起物の販売のみ行う。
川桁地区の八日市は、中止と言うことでした。

1月10日と言えば、会津若松市で十日市が行われる日です。
会津若松では、やるのだろうかと思っていたら、十日市は、中止だが、神明通りと大町通りの商店街で市をやると言うことでした。
ウイルス感染者が増えているのに、どういうことだ?
わが家では、縁起物だけ買いに行くことにしました。
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初市の縁起物は、だるま。
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風車。
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起き上がり小坊師です。
起き上がり小坊師は、転がしてみて、起き上がった物を買うと言うのが、正しい買い方です。
しかし、転がしてみると言うことは、同じ起き上がり小坊師を複数の人が触ることになるので、好ましくないとしたのでしょう。
店の人が、必要な数だけ袋に入れてくれました。
いろいろと制約があるものです。

風車は、毎年買っているので、今年も買いました。
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昨年は、青色だったので、今年は、緑色にしました。
年末に手作業で作っているきれいな飾りです。
昨年の物は、歳の神(どんと焼き)に納めて、燃やします。
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起き上がり小坊師は、家族の人数(2人と1匹)より1個多く買います。
店の人が、「全部起きるから」と言ってくれました。
その通り、全部起きてます。
顔の描き方が、手作り感満載で、これが「山田民芸」の作り方です。
これも1個ずつ手作業で作っているようです。

初市では、くじ引きやゲーム、おいしい物の露店など楽しいイベントがたくさんあったのに、中止になって残念です。
感染者が増えている会津若松市の商店街市には、行きたくないし。
縁起物だけ売るという猪苗代町のやり方が、賢明だと思います。
いろいろストレスがたまるコロナ禍です。

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