元祖 湖南かりんとう?「阿部麹店」

福島県郡山市湖南町、
「阿部麹店」の、かりんとうを紹介します。
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猪苗代湖の南岸に、郡山市湖南町(こなんまち)があります。
会津若松市から白河市に行く旧白河街道沿いの宿場町です。
道路の両側に店や家が並んでいる様子は、宿場町の雰囲気を残しています。
この家並みの中に、「かりんとう」を売っている店が何軒かあります。
以前、紹介したのが、福良宿の「きくちや本舗」と、「四季の里直売所」です。

今回は、赤津宿の「阿部麹店」です。
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ここは、道路に面してのぼり旗は、ありますが、店にはなっていなくて、普通の家の玄関に入るようになっています。
玄関の引き戸を開けると、商品のかりんとうが並び、小さい冷蔵庫には麹が入っています。
店の人に話を聞くと、もとは麹の店なんですが、20年ぐらい前から、かりんとうを作って売るようになったと言うことです。
10年ぐらい前のテレビの取材の様子や、雑誌(モンモ)の記事が貼ってあります。
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かりんとうは、8種類あり、売れてなくなっている物もありました。
売り始めた頃は、保健所に届けを出したり、ラベルを作ったりして、いろいろ大変だったと言うことです。
その後、ほかの店でも作って売るようになったと言うことで、ここが「湖南かりんとう」の元祖のようです。
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ラベルには、湖南とは、書いてありませんが、買う側からすると、「湖南かりんとう」と言う共通ブランドがあるような気がします。
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表示を見ても、製造者の住所に、湖南町と書いてあるだけです。
ちなみに、値段は、1袋300円で、どこの店も同じです。

さて、味の方は、
「かため」
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同じぐらいの大きさと厚さで、ほぼそろっています。
歯ごたえしっかりの固めで、黒ごまが入っています。
ほんのり甘く、飽きが来ないおいしさです。

「みそ」
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麹屋さんなので、自家製のみそを使っています。
色が、白と茶色のまだらです。
みその香りと味がして、しょっぱさがおいしいです。
飲み物がほしくなります。

「だいこん」
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見た目は、ほかのかりんとうと同じです。
黒ごまのこうばしさがあり、かみしめると切り干しだいこんの味がします。
甘さ控え目で、おもしろい味です。

商品として売っている手作りかりんとうは、なかなかないです。
同じ町で、数種類出しているのも珍しいと思います。
まだ食べていない店もあるので、湖南かりんとうを制覇して食べ比べしたいです。

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