空から眺める福島 磐梯吾妻スカイライン
吾妻連峰を縫うように走る、磐梯吾妻スカイラインのビューポイントを紹介します。

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福島県福島市、高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長約29km、最高標高1622mの山岳観光道路です。
吾妻連峰を縫うように走る、まさに“空を走る道”です。
眼下には福島の街並みが広がり、作家井上靖氏が命名した「吾妻八景」に代表される景勝地が続きます。
高湯温泉を過ぎたところに、スカイラインの入口があります。
昨年から冬期間をはさみ、噴火警戒のため、通行止めでした。
2019年6月17日(月)11:00に、吾妻山の噴火警戒レベルが「1」に引き下げられました。
開通後も、夜間通行止めの規制は続いています。
東北地方の山岳観光有料道路の草分けとして1959年(昭和34年)11月に開通しました。
料金徴収期間の満了に伴い、2013年(平成25年)7月25日から恒久的に無料開放になっています。
作家の井上靖氏が名付けた「吾妻八景」を順に紹介します。
「つばくろ谷」
つばくろ谷は、紅葉の名所として知られており、つばくろ谷に架かる長さ170m、高さ84mの不動沢橋からは福島市街地を一望できます。
現在の不動沢橋は、2000年に架けられた2代目の橋です。
初代の橋は、外されて、行き止まりになった道路が、駐車場になっています。
スカイラインの標柱
福島市内が一望できます。
市街地の真ん中にあるのが、信夫山です。
「天狗の庭」
昔、天狗が岩を跳んで遊んだという伝説から名付けられました。
吾妻小富士の稜線がきれいに見えます。
ここから浄土平までは、火山ガスが出ている場所なので、駐停車しないようにという注意書きがあります。
「浄土平」
一切経山や、吾妻小富士が近いです。
湿原散策もできます。
ただし、有料駐車場500円です。
スカイラインの、ほぼ中間地点です。
ここから土湯峠(箕輪スキー場)まで、下ります。
道路最高点 1622m
真夏でも涼しいです。
「双竜の辻」
右に磐梯山、左に安達太良山の雄大な景色を望むスポット。
二つの山が、首をもたげて向かい合う二匹の竜のように見えることから名付けられました。
「湖見峠」うみみとうげ
磐梯山を囲むように位置する猪苗代湖、秋元湖、小野川湖、桧原湖の四つの湖を遠望できるスポット。
猪苗代湖は、かすんでいて見えません。
「天風境」てんぷうきょう
山肌を覆う木々の間から幕滝が覗き、夏は緑、秋は黄色や赤の鮮やかな色の間に流れ落ちる滝の白色のコントラストが楽しめるスポット。
滝は、見えるけど、ちょっと遠いです。
「国見台」
遠くに会津盆地を望むことができます。
名付け親の井上靖氏が、この場所で沈む夕日の美しさを称えた絶景スポット。
活火山の吾妻山は、噴火の兆候が時々あります。
噴火警戒レベルが上がると、スカイラインは、通行止めになります。
今のうちに通ってみることをおすすめします。
福島市内とは、標高差が1200m以上あり、気温は、10度ぐらい違います。
避暑には、とてもいい場所です。
また、10月から始まる紅葉もきれいです。
福島へ、スカイラインへ行ってみよう。
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