黄金色のに染まったなだらかな斜面 デコ平探勝路
福島県北塩原村、グランデコスキー場からデコ平にかけて、ブナ林が、黄金色に染まっています。

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2019年10月21日、福島県北塩原村のグランデコスキー場、デコ平の散策路を歩きました。
やや雲が多く、日光は弱かったですが、15度ぐらいの気温で、トレッキングには、ちょうどよい天気でした。
スタート地点は、グランデコスキー場です。
駐車場は、広くて無料です。
スキーのセンターハウスに入ると、売店があります。
ロープウェーのチケットは、ここで買います。
クレジットカード、電子マネーなど、各種対応しています。
売店では、夏山グッズが売っています。
レストランは、営業していません。
ロープウェー料金は、往復1700円ですが、各種割引があります。
1600円で、ペイペイで買いました。
犬乗車OKです。1頭800円です。
センターハウスを通り抜けると、ロープウェー乗り場です。
ゴンドラは、6人乗りで、前後に分かれていて、3人ずつ背中合わせで乗ります。
10分ほどの空中散歩が楽しめますが、
スモークガラスなので、風景は、やや暗く見えます。
ロープウェーの山頂駅には、レストランブナブナがあります。
山麓のレストランは、営業していないので、ここのブナブナは、客が多く、混雑しています。
天空のピザなどの、名物メニューがありますが、待ち時間が長かったので、今回は、食べませんでした。
ブナブナの前は、広いゲレンデになっていて、この季節は、散策することができます。
ここから、デコ平探勝路が始まります。
10:00 ゲレンデを横切って、散策路に入ります。
アサギマダラのフォトジェニックポイントがあります。
散策路は、ゆるい傾斜で下っていきます。
背の高い木が多く、茶色、黄色に染まっています。
10:15 幹が360度回転した珍しいブナの木があります。
折れたのでしょうか、雪の重さでしょうか、不思議な形です。
10:20 デコ平湿原に入ります。
水面が見えるような広い湿原です。
ブナなどの落葉樹は、なく、アオモリトドマツの周りが草原になっています。
夏の間は、高山植物の花が咲き乱れていることでしょう。
木道は、分かれ道になっていて、湿原を一周できます。
左からまわっていきます。
湿原が終わった所に、分かれ道があって、道標があります。
これをよく見ないで、左に曲がりました。
10:35 散策路から林道に出ました。
ここは、スキー場の駐車場から上ってくる林道の終点です。
ロープウェーを使わなくても、車で、ここまで行くことができます。
しかし、今回は、散策路を歩く予定だったので、分かれ道まで500m戻ります。
10:45 湿原とメインの散策路の分かれ道まで戻りました。
ロスタイム20分。
ここから、少し上り坂。
上りきった所に、磐梯山が見えるポイントがあります。
11:05 ベンチに座って、休憩。
雲の中に、磐梯山が陰のように見えます。
磐梯山の左には、猪苗代湖が見えます。
晴れていれば、きれいに見えそうです。
ここから、また下り始めます。
ブナの黄葉がきれいです。
11:20 百貫清水への分かれ道。
百貫清水への道も、一周できます。
11:25 百貫清水に到着。
百貫の値以上に価値があると言われている泉です。
直径10mぐらいの池の底から、水が噴き出しています。
砂を動かしている様子から、かなりの水量があることが分かります。
11:30 百貫清水から折り返し、復路スタート。
散策路の本道に入ります。
ここから、左に進むと、早稲沢まで行くことができます。
散策路の途中には、大きなブナの木があります。
でも、ブナ林は、広くはありません。
昭和の時代に、燃料などにするため、伐採され、カラマツが植林されました。
今残っているブナの大木は、その生き残りです。
ブナの森は、水が豊富です。
この辺りは、標高1300mですが、2000mの西吾妻の中腹に当たります。
そのため、伏流水、わき水が多いのでしょう。
12:40 ロープウェー山頂駅ブナブナに戻りました。
冬の装備の旅行者もいます。
下りのロープウェーからは、磐梯山が見えていました。
往路 1時間5分、復路 1時間10分の行程でした。
高低差は、90mです。
往路は、下りで、復路が、上りになるので、後半がきついです。
急斜面はないですが、水たまりが何か所かあるので、トレッキングシューズをお勧めします。
紅葉は、ロープウェーの途中が見頃です。
これからは、スキー場より下、小野川湖あたりが見頃になります。
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