会津山塩で味わいを引き出した「山塩ようかん」

福島県北塩原村、「会津山塩ようかん」を紹介します。
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会津山塩は、以前にも紹介しました。
北塩原村大塩の温泉水を薪窯で煮つめて作った塩です。

大塩温泉は、「グリーンタフ」と呼ばれる地層に残留した太古の海水の溶存成分が、高温の地下水に溶け出して源泉となったものです。
長い年月でその溶存成分は、高度に変質し、海水に比べ塩素イオンが少なく、硫酸イオンが多くなっています。
これが、会津山塩の風味のもとになっています。
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約1200年前、この地を訪れた弘法大師(空海)が護摩を焚き続け、17日目に岩から強い食塩泉が湧き出したと言われています。
村人は、これを製塩し、江戸時代には、藩へ納め、明治期には、皇室にも献上されました。
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その後、塩の専売制度などにより、製塩は、中止されていました。
平成19年、12名の出資者により「会津山塩企業組合」を設立。本格的な会津山塩の製造が始まりました。
平成29年、工場並びに社屋を移転し生産量を増やしています。

会津山塩は、生産量が少ないため取引件数が限られています。
そこで正式に「会津山塩の使用と販売」を確認しあった事業所とは「覚書」を取り交わします。
さらに、基準通りに「会津山塩」が使われている商品には「認定シール」が貼られています。
これは、類似品や未認定商品との区別をするためです。
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山塩ラーメンや、山塩まんじゅうなどは、会津の各地で、販売提供しています。
それぞれの店が覚書を取り交わしているということです。

会津山塩企業組合が販売元になっている商品もいくつかあります。
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道の駅や、ホテルの売店、みやげ店などで売っています。

今回、紹介するのは、「山塩ようかん」です。
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1箱3本入りで、540円です。
棒の形で、紙をむいて食べるので、べたべたしなくて、食べやすいです。
山塩のしょっぱさがあり、こくがあって、うまみがあります。
おだやかな甘さで、小豆の味が引き立ちます。
おいしい塩ようかんという味です。
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会津山塩のちょっとしょっぱいスイーツを食べてみませんか。
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